自動傾き補正機能では、±3度程度の傾きを自動的に検出して補正する機能です。 補正はオプションで、傾きだけを取得してアプリケーション側で画像を回転補正することもできます。
±3度が少ないと思われるかもしれませんが、A4文書だと以下の図のように、一目瞭然の傾きで、ス キャナ上に乱暴に文書を置く人にとっても十分な傾きです。
1度 2度 3度
傾き検出は、線分の傾き情報と、テキストの傾き情報の両方を使うハイブリッド方式で行います。
  1. 水平、垂直に近いある程度長い線分の傾きが、ほぼ一致している場合にその線分の傾きを文書の傾きとする。
    ラスタベクタ変換ライブラリの機能を使う。

  2. 水平、垂直に近い線分が少ない場合、線分の傾きがバラバラである場合は、テキストの傾きを文書の傾きとする。
  3. 水平、垂直に近いある程度長いテキスト行の傾きが、ほぼ一致している場合に、そのテキスト行の傾きを文書の傾きとする。
    OCRライブラリの機能を使う。

  4. 水平、垂直に近いテキスト行の数が少ない場合、テキスト行の傾きがバラバラである場合は、文書の傾き検出失敗。